@article{oai:fit.repo.nii.ac.jp:02000104, author = {藤井 洋次}, issue = {1}, journal = {社会環境学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 論文(Article), 東アジアにおける鉄鋼産業は2000年代以降に急速に発展した。その中心は中国であるが,近年ではASEAN諸国の鉄鋼需要の伸びが高く,生産能力の拡大が高まっている。その背景には,中国鉄鋼メーカーによるASEAN鉄鋼需要の獲得と現地からの輸出拡大を狙ったASEAN進出と現地生産能力の拡大がある。その結果,ASEANでの鋼材別需給では条鋼類の生産が需給を上回っただけでなく,鋼板類の生産も急拡大しておりASEANでの鉄鋼需給構造は大きく変化している。しかし,将来的な鉄鋼過剰生産は現地鉄鋼メーカーの経営状況に悪影響を与えるだけでなく,ASEANからの輸出を促して国際的な貿易摩擦に発展する可能性もある。また,脱炭素経済への転換にとっての問題となりかねない。そこで,本論文では,ASEAN鉄鋼産業の需給構造の拡大を分析すると共に,中国のASEANでの生産能力の拡大ASEAN鉄鋼産業に与える影響と課題を明らかにする。}, pages = {9--18}, title = {ASEANにおける鉄鋼生産能力の拡大と需給構造変化}, volume = {13}, year = {2024} }